1999年10月に発足したNGOフランシスカンズ・インターナショナルの関西活動は、中心になって指導していたチネカ神父が2003年に病を得てドイツに帰国されて実質的に休会状態にありました。 NGOフランシスカンズ・インターナショナルという組織はアシジのフランシスコの生き方に倣って平和、環境、貧しい人々のために活動しており、文字通り世界的な活動で国連においても発言の場を得ています。その日本支部は六本木のフランシスコ会本部にあります。
関西の活動の中心であったチネカ神父が2008年12月に79歳でドイツで帰天されたのを機会にこれまでの活動を整理して、解散することにしました。発足時にチネカ神父から提供された資金、日本支部から送られた活動資金、いろいろな機会に寄せられた献金のうち、これまでの活動で使用してまだ少し残金がありますので、それはレーベンスシューレ、南ア・フランシス・ケアセンターに寄付することにします。
フランシスカンズ・関西は年に数回集まって、フランシスコの話を聞いたり、当時まだ地球の環境破壊がそう認識されていなかったので、環境のために私たちになにが出来るか、また平和のために何が出来るか話し合ったりして来ました。
地球環境については、私たちで身近にできる、こまめに電灯を消したり、ゴミを減らしたり、割りばしを回収して製紙会社に渡したり、バザーなどの機会に環境問題をアピールしたりしました。また手作り品などをバザーで販売したり、街頭募金をして資金を集め、アフガニスタン難民のため、また南アのエイズセンターへの寄付なども行いました。
環境については、その後世界的に問題意識が高まり、日本政府、地方行政でも太陽光発電、エコカー使用の促進、風力発電、ゴミ減量取組など多彩に行われるようになってきて、私たちが取組を始めた頃から見ると隔世の感があります。
環境問題については、目的についてはほぼ合意できるものの実施方法については多様な意見があり、基本的には先進国のエネルギー消費を減らし、途上国に発展のためのエネルギーの余地を残すべきであるとか、いずれ科学技術が進歩して、我慢しなくてもいい時代が来るとか、経済発展と環境維持は両立するとかしないとかさまざまです。平和問題と併せて永遠の課題ではありますが、他人任せではなく個人個人として、何ができるか考え続けるようにことが求められているのではないでしょうか。
チネカ神父は1957年来日して、2003年ドイツに帰国するまで、社会福祉法人フランシスコ会、レーベンスシューレ(生活の中の学校)、命の電話などの創設をはじめ、生野教会、平野教会、箕面教会、フランシスコの家の司牧を通じて多くの人々にフランシスコの生き方を身をもって示されました。私たちはチネカ神父の永遠の安息をお祈りいたします。
これまでの活動の一端をお知りになりたい方がおられましたら、1999年から2004年まで発行したレポートが15号になりますので、以下をご覧ください。
レポートNO.15 (2004.5.1)
レポートNO.14 (2004.4.1)
レポートNO.13 (2003.7.12)
レポートNO.12 (2003.5.25)
レポートNO.11 (2003.3.1)
レポートNO.10 (2003.1.1)
レポートNO.9 (2002.9.28)
レポートNO.8 (2002.7.8)
レポートNO.7 (2002.4.10)
レポートNO.6 (2001.3.15)
レポートNO.5 (2000.10.1)
レポートNO.4 (2000.9.23)
レポートNO.3 (2000.1.30)
レポートNO.2 (1999.11.4)
レポートNO.1 (1999.10.4)
割り箸活動 (2000.9)