Fransiscan's International Japan Kansai Report No.10 / 2003. 1. 1
フランシスカンズ・関西レポート NO.10
(NGOフランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン・関西支部活動報告)
トピックス ― 環境展示 ―
2002年11月10日(日)希望の家のバザーで、私たちフランシスカンズ関西が環境展示を行いました。
今年で4年目になります。バザーのメイン会場である公園の金網に、パ ネルを6枚張り付け、今年は南アフリカの、聖フランシス・ケアセンター のエイズの子供たちの実状を写真で紹介し、その支援に当てるためにチネ カ神父の石の本を買って下さいと訴えました。 (参加 チネカ神父、岩橋、岩橋、岡崎、奥田、内藤、西田)
例会報告 2002年 9月28日(土)13時〜16時 場所フランシスコの家 出席者15名
ルカ神父の聖フランシスコのお話
御聖体と自然保護について
日常生活で私たちが知ってはいるが、気付いていないことがたくさんある。アルコールの中毒の人は、飲んではいけないことはよく知っているが、本当に気付くのは、アルコール中毒から回復した人の告白によってなのである。環境問題は知っていても、自分は関係ない、罪とは関係ないと思っている人が多い。
王から借金を帳消しにして貰った家来が、わずかな貸金を取り立てた話がある。私たちに神さまから借金しているという意識が本当にあるだろうか。聖フランシスコのスローガンは、「すべてのものを神に返す」。アウグスチヌスは、神に返すことは、貧しい人に返すことと言っている。フランシスコの托鉢は、自分が貰うのではなく、持っている人から持っていない人に渡すためなのである。
フランシスコは武器を持ったり使ったりすることを断った。当時出来た第三会は、武器を持たないという誓約をした。人は財産を持つと、武器によってそれを守りたくなる。教会も立派な建物を持っているのに、ホームレスの人たちを断っているではないか。
死に対する恐怖感ば誰にでもある。フランシスコは死を「姉妹である死」と呼び、苦しみを堪え忍んだ。世の中は便利になり、楽になり、その分つらく苦しいことを逃げようとしている。しかし、つらさは命を生む。復活を信じれば苦しみを生きることができる。
フランシスカンズ関西についての話し合い
これからどのように進めたらいいですか(前回の続き)
・フランシスカンズ・インターナショナルの理念声明に立ち返って考えたらどうか。1.すべての自然界にあるものへのこころづかい、2.平和のためのはたらき、3.弱い立場に置かれた人々への配慮
・フランシスコのことを考え、祈りが中心でいいと考える。
・身近な生活で、水、電気などを考えていくことができたらいい。
・自分ひとりでなく、例えば生ゴミを畑に戻すことを近所の人に呼びかけ、仲間を増やしていきたい。
・ペットボトルとかジュースにアルミ缶を使わないよう企業に働きかけるのは、個人では難しい。
・この場で勉強するだけでは物足りない。何か一緒に活動できたらもっとよい。 祈りながら考え、学び、個人の生活では身近なことに取り組み、NGOとしては一人では出来ないことを話し合って、一緒に行動しよう。
チネカ神父から
前回に引き続き、南アフリカの「聖フランシス・ケアセンター」資金援助のために、石の本、カードを頒布している。河原町教会マリア会、長岡教会などの協力をいただいている。
環境家計簿
1.京都市が新しい環境家計簿「京都市エコライフチャレンジ」を制作した(参加者全員に1部ずつ配布)。エコライフモニターを募集しているので、岡崎が応募した。事前チェックシートに記入して郵送する。3か月間環境家計簿を実践すると、「エコライフ通信簿」を返送してくれる。また経過を報告する。
2.ネットワーク地球村も「ストップ・ザ・温暖化」キャンペーンとして、環境家計簿への取り組みを提唱している。
環境家計簿はインターネット上で公開している。地球村のURLは、www.chikyumura.org、 ストップ・ザ・温暖化のキャンペーンは、www.stop-ondanka.com
(例会出席者 ルカ神父、チネカ神父、安藤、石橋、岩橋、岩橋、江端、江端、岡崎、鎌田、高岡、内藤、中村、永元、西田)
例会報告 2002年11月 9日(土)13時〜16時 場所フランシスコの家 出席者13名
チネカ神父のお話
小枝に小鳥がとまっている。そこにみぞれが降ってきた。みぞれの一滴、一滴はとても小さいものだけれど、それが少しずつ枝に溜まってきて、何百万滴が少しずつ残って積み重なり、やがてその重みに耐えかねて枝が折れる。地球もこのようにほんの僅かずつであるが、汚染が広がっている。いつまで地球が持つのだろうか。
この状況を改善する力も、一滴、一滴に過ぎない。しかし、それも積み重なれば大きくなる。
信仰の力もこの一滴のようなものである。信仰によって必ず変えることが出来る。
京都市のエコライフモニターについて
エコライフモニター第1回学習会が、10月26日(土)10時〜12時、中京のコープイン京都で行われ、チネカ神父と岡崎が参加した。京都市地球環境政策課と気候ネットワークによって、環境家計簿の記入方法、地球温暖化の現状の説明などがあった。参加者は12名。エコライフモニター応募者は、100名程度ということであった。
個人で出来る温暖化防止
石橋整一氏から、「地球環境問題 ― 温暖化」について、報告、提案があった。
直ぐにでも出来る
・電灯、エアコンなど小まめにSWを切る。主電源を切る。
・ストーブ、エアコンなどの温度設定を 夏は28度、冬は18度にする。
設備を変える
・白熱電灯を蛍光灯(電球型)に変えると消費電力は1/4になる。
・冷蔵庫、エアコンを省エネタイプに変更すると1/2以下になる。
・湯沸かしポットを真空タイプに変える
自動車
・排気量1ランク下に変える。低公害車に変える
等々・・・
ルカ神父の話
ルカ福音書12-32に、小さい群れよ、恐れてはならない。あなたたちにみ国をくださるのは、あなたたちの父のみ心である。あなたたちの持ち物を売って、施しをしなさい。自分のために、古びることのない財布を作り、また尽きることのない宝を天に積みなさい、とある。
宇宙万物を下さるのは天の父である。与えられている自然界を大切にすることは、教会ではあまりこれまで言われなかった。天主の十戒に、自然を大切にすることは一つも入っていない。
イエスの、「持ち物を売って尽きることのない宝を天に積みなさい」という言葉は、これまで精神的にしかとらえられていなかった。しかし、天はあの世のことではない。平等で分かち合うことが大切なことである。
(例会出席 ルカ神父、チネカ神父、東、石橋、江端、江端、岡崎、奥田、鎌田、高岡、内藤、中村、長谷川)
発行責任者 ライムンド・チネカ神父 (フランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン 関西 代表者)
〒600-8391 京都市下京区佐竹町388 フランシスコの家TEL・FAX075-822-2369
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