例会報告
 2004 228()13時半〜16  場所フランシスコの家 出席者16

ルカ神父の聖フランシスコのお話
 (明日29日の主日のルカ福音書について) イエスが洗礼を受けた後、荒れ野で悪魔の誘惑を受けられた。「この石をパンに変えてみよ」、「私を拝んだら全世界をお前にやる」、「高い屋根から飛び降りて見よ、そうしたら天使に支えられる」という三つである。 最初に、イエスは聖霊に導かれて荒れ野で悪霊に会われたとある。私たちの生活にも二つの霊がある。イエスの霊と、内なる霊である。本田神父によると、ギリシャ語では、悪霊は「まどわす霊」であるという。
1.空腹を覚えたとき、「石をパンに変えてみなさい」という誘惑は、人間の欲望につけこんで楽にパンを手に入れることが出来るという大きい誘惑である。身近な問題なので悪のようには見えない。カトリックはご利益宗教になってはならない。フランシスコは、神に向かって何々してくださいという願いは1回しかしていない。『私を認識してください』ということであった。あとは感謝の祈りであった。「神に願い事をかなえてもらえたら、自分の利益になる。力を自分のために使いたい」というのが、一番大きい誘惑である。神が力を与えてくれたのは、自分のためではなく、人のため、他人のためである。
2.「高い山の上から、全世界とその権力、繁栄を見せて、私にひれ伏したらすべて上げよう」というのは、お金を神とするか、違ったものを自分の絶対の目的とするか、どちらかを選ぶ問題である。金を大切にすることは、自分の命を失うことである。キリストは失うは得ることと言われた。
3.「飛び降りても天使が助けてくれる。」というのは、神を試すという誘惑である。人間は、人のために奉仕し、命まで捨てるというのが道である。今の時代、親は子に対して、「他の人には上げないで、あんただけ食べなさい」という。若い女性がイランに助けに行くと言ったら、親は反対する。マザー・テレサの今やっていることの動機はただ人に仕えるということにあった。

ルカ師の話について感想を一言ずつ
+ もし自分に食べ物を買う金がなくなったら、どろぼうしてでも食べるか、日々迷うことであろう。
+ なまくらな日ごろの生活を考えると、主に仕えよ、というのは非常に厳しい選択である+ 誘惑に耐えることは大変なことである。フランシスコでさえ、裸で雪の中を転がり回った。+ 健康でなくなると、誘惑に対して気弱になる
+ 神様にご利益をお願いすることは人間として仕方がないような気がする
+ キリストだけでなく、それぞれの人の頭の中に、願いを聞きとどけてくれる神がいる
+ お祈りの段階では、お願いごとでもいいのではないかと思う
+ 神にしっかり目を向けると、人のために役に立つことを、人の目を気にせずに出来るように なった
+ 個人財産を持っていることに何となくひけめを感じて生活している
+ 踏み絵を踏んだ先祖を持っていると、踏んだからこそ生き延びてキリストを伝えられると思う

年間計画をどうするか
〇 南アの根本神父が一時帰国に京都の講演会を西院のCSグループと共同企画する 
〇 4/29のふれあいでーのフリーマーケットに参加する
〇 11月の希望の家のバザーに展示・即売する
〇 子供の里などの支援のために資金を集める 食抜きのつもり貯金などを例会に持ち寄る
〇 街頭募金(災害発生時の支援のためなど)。そのため電話連絡網を作る
〇 環境問題について、2回に1回程度例会で取り上げる。
〇 岩橋さんの山に行く

報告事項
☆ 南アにこれまで送金した総額は、602,703円に達した(ウオーカソンは別)
☆ さいたまの正平協全国集会で、「百円を消費する人は、1リッターの炭酸ガスを出すことになる」というポール・マッカーティン神父の話があった
☆ 釜が崎の子供の里の場所を買い取る運動について、NHKスペシャルで放映されたビデオがあるので、次回その番組の一部をみんなで見ることにした。高槻教会では募金活動を行っている。

出席者
ルカ師、安藤悦子、石橋整一、江端載子、岡崎知夫、奥田美弥子、鎌田真有美、河合ふく江、高岡武雄、内藤千恵子、中村米子、永元更生、西田明子、長谷川星舟、福島寛子、藤本蓉子

例会報告
2004424()
13時半〜16  場所フランシスコの家

.ルカ神父のお話
(4
25日の福音書、ヨハネ21:119)

 福音記者は2千年前のニュース記者ではない。福音書は今私たちのために書かれているものである。ペトロは漁をしていて、イエスに気付かなかった。ペトロは陸地から離れて舟の上にいたので、足元は不安定であり、ペトロの気持ちも不安定であった。イエスは陸地にいたので安定していたが、ペトロたちにはイエスのことは気付かなかった。それまで魚は獲れなかったが、イエスの言葉通り網を打ってみると、引き上げられないほどの魚がかかった。陸に上がると炭火がおこしてあり、それで魚を焼いて食べたが、この炭火はいのちを表している。
 
網に153匹かかったとあるが、当時は魚の種類が153種あると考えられていたので、全ての魚が網にかかったということを表している。その後食事を一緒にしているときは気持ちが解け合っていた。その雰囲気で、イエスであることがはっきり分かったので、尋ねることは恥ずかしいという気持ちになったものである。
 イエスの復活はたまにしか現れないが、人が落ち込み、不安なときに現れる。聖霊は自発的に現れる。組織には聖霊は来ない。イラクの人質となった高遠さんが、イラクに残りたいと言ったのは、イエスの言葉、生き方と思える。NGOの私たちはイエスから遣わされたものである。
香里教会の十字架像
 メンバーの石橋整一さんが、香里教会の聖堂の正面に置く十字架像の制作を依頼された。世界的にも、専門の彫刻家であっても自分の所属する教会に掲げる十字架像の制作が依頼されることは珍しいという。石橋さんは日本彫刻会会員で、日展、全関西美術展などでの入選実績が多い。制作に至る構想段階から、十字架を作り、キリスト像を自分の手で作ることになった感慨とご苦労話を聞き、すばらしい事を成し遂げたと、メンバーから感嘆の声が上がった。

報告事項
☆ 例年429日に行われていた京都南部南ブロックのふれあいデーは、なかなか交流になりにくいという理由で、今年は休止することになった。
☆ 京都南部西ブロックは京都南部合同のウオーカソンから分かれて、園部でウオーカソンをすることになった。
 5月5日(子どもの日)、フランシスカン・ファミリーで京都山科の一燈園を訪問する。一燈園の創始者西田天香さんは、日本のフランシスコと呼ばれている。京阪四ノ宮駅に10時10分に集まって、それから一緒に一燈園に行くことにしている。希望者は誰でも参加できる。☆ 5月22日(土)18時半から西院教会で、南アフリカ・フランシスケアセンターの根本神父の講演会が開かれる。私たちのNGOと西院教会のCSグループの共催である。参加費無料。一人でも多くの参加を。

例会出席者 
ルカ師、安藤悦子 石橋整一、岩橋龍男、岩橋章子、江端載子、岡崎知夫、中村米子