Fransiscan's International Japan Kansai Report No.12 / 2003.5.25
フランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン
関西レポートNO.12
例会報告 2003年 4月12日(土)13時〜16時 場所フランシスコの家 出席者15名
ルカ神父の聖フランシスコのお話(右の絵は、矢島節子さんの押し花絵「フランシスコ」です。)
1.「水フォーラム」
3月16日(日)京都国際会館の第3回水フォーラムの開会式のことである。各宗教の代表者に、それぞれが自分たちの器で水を持ってくるようにという要請があった。お坊さんも、神主さんも、牧師さんも、神父さんもそれぞれの祭服で、そしてフランシスコ会からは修道服で、それぞれの聖水を持ち寄った。祭壇の中央に置いてあった大きいガラスの器にそれを注ぎ、代表でお坊さんが祈りを唱えた。全体でも5分程度のセレモニーであったが、参加者に深い感動を与えた。水がちがい、器がちがい、注ぐ人の姿もちがう。しかし一つになった水は同じ水であり、ちがいは見えない。
この企画はオランダのハーグで開かれた第2回の水フォーラムの後、ある外務省のカトリックの信徒である職員が呼びかけて、グループを作り、宗教は分かれているのではなく繋がっていることを表す企画を準備してWCRPの協力を得て実現したものであった。 2. 「宗教と人権」
3月27日(木)仏教大学でWCRP主催の宗教と人権の話があり、明治大学の冨永教授が話をされた。「ほとんどの宗教が人権を奪っている。宗教教団も伝統を守るために法を優先しがちである。共同体のためということを強調しすぎて、個々の人を無視している。その中で『隣人を自分のように愛する』というキリストの言葉は、人を大切にするという視点であり、自分はキリスト者ではないが、高く評価したい」という主旨であった。
3. 「ろばの話」
明日(4月13日)は、枝の主日であり、イエスが子ロバに乗ってエルサレムに入られたことが読まれる。そのときロバには服がかけられて目が見えない状態になってイエスを乗せて歩いた。ロバは旧約聖書にも良くて出来る。ロバは無学であるが預言者をよく運んでいる。列王記には(上13章)神のいうことを聞かないロバの主人を獅子が襲って殺した話が出てくる。
4.「一粒の麦の話」
先週の日曜日の福音書は、一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままであるというイエスの言葉であった。よく宗教は苦しみから逃れるためのものだと言われることがあるが、ヨハネは、自分の弱さを皆の前で認めることで救われると述べている。ヨハネ・パウロ二世教皇は「受けるより与えることが幸せ」と言われている。日本には「苦は楽の種」ということわざもある。
話し合い―これからの私たちの活動について―
今年度の活動についての意見交換
前回の話し合いに続いて、今年どのような活動をするか、どのようなところにお金を必要とするか、相談しました。
前回の内容(必要とする経費)
* 事務局経費(レポート印刷費、郵送切手代など)
* 割り箸回収の運送費、材料費、ボランティアへの昼食、茶菓子代
* 割り箸の回収をホームレスの人にお願いして、そのお礼を出す
* 環境保護についての啓発運動のための資料作成費、交通費実費など
* 環境コントのシアター経費
* 武力攻撃反対運動などの協賛費用
今回の内容
上記の意見に続いていろいろ意見交換をした結果、次の点に重点を置くことにしました。
1.南アケアセンター募金活動の支援(展示、即売会など)
2.割り箸回収活動の支援
3.一般の人がもっと環境問題を知ってもらうための展示
4.NGOフランシスカンズの活動を知って、仲間に加わって貰うための活動
5.自分たちの環境・平和問題についての勉強
6.コント発表、紙芝居などによる啓発活動
7.資料作成、例会費用などの事務経費
割り箸回収については、回収、整理、梱包、運搬にそれぞれ人手と経費がかかっている。桃山教会の場所を借り、ミサ後信徒の手助けも得て箱詰めを行っている活動について、今年度、毎月3千円の支出を行うことになった。
報告事項
(1)4月29日(祝)、聖母学院小学校でふれあいデーが開かれ、フリーマーケットの場が設けられるので、そこでNGOとして製作品などを販売して、それを南アのケアーセンターに送る。参加できるメンバーが協力する。
このふれあいデーは、京都南部地区南ブロックAとBが合同で毎年行っているものである。
(2) 3月7日(土)京都市エコライフモニターの研修会があり、応募した会員が参加した。レポート提出者は炭素量
計算用の電卓を貰ってきた。これは、例えば1と数字を押して灯油のボタンを押すと、1キログラム(1.2〜1.3リッター)の灯油を使ったとき、発生する炭素量が0.69キログラムであること(炭酸ガスは2.5キログラム)が示されるものである。
また現在京都市で家電販売店で実施されている「グリーンコンシューマーキャンペーン」がある。これは、電化製品の購入価格だけでなく、寿命が来て廃棄するまでにかかる電気料金も含めた合計でいくらかかるかが数字で示されたラベルが貼られる制度である。性能の良い製品は、買うときは少し高くても全部合わせると安くなることが一目で分かる。
(3) 個人で出来る行動
・茶がらを干したものを持って集まり、まとめて送ると野生動物のご飯や肥料になることが朝日新聞の「ひととき」に紹介されていた。次回に持ち寄ることにした。
・どんぐりを集めて送ると熊の飼料になる。
・地球村の高木善之さんの遺言(まだ健在であるが)として、環境に影響を与える最大の国でありながら非協力的であるアメリカの意識を変えさせるための具体的な行動として製品を買わない運動を提唱している。
・日常に購入している食物に不明な成分があると思われた場合、積極的にメーカーに問い合わせることが奨められる。企業は売れるものを並べるので、問合せが殺到すると、儲けだけのことを考えた商品は出せないことを認識させることになる。
長岡教会の霊的花束をブッシュ大統領に
私たちには霊的花束の習慣があるが、多くの場合はお祝いとか励ましのときに送る。今回、イラク攻撃を主導したアメリカのブッシュ大統領はじめ政府首脳、それを支持する各国の首脳に対して、「武力によらない解決のために、そのすぐれた能力を使ってくれるよう」長岡教会から霊的花束を贈ろうという提案がされていることが報告され、メンバーもそれぞれ祈りを加えた。
例会参加者
東 文恵、安藤悦子、岩橋龍男、岩橋章子、江端 浩、江端載子、奥田美弥子、岡崎知夫、鎌田真有美、住吉五重子、ライムンド・チネカ、内藤千恵子、西田明子、平松妙子、ルカ・ホルスティンク
メール連絡先
ルカ師、岩橋、大塚、鎌田、高田、西田、岡崎(tom-okazaki@mri.biglobe.ne.jp)
お知らせ
このNGOフランシスカンズ関西支部の代表者であるチネカ神父が、少し体調を崩して、3ヶ月間ドイツに帰国することになり、4月28日、日本を発ちました。お気を付けて、また元気な姿を見せていただきますよう、みんなでお祈りしましょう。
発行責任者 ライムンド・チネカ神父 (フランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン 関西 代表者)
〒600-8391 京都市下京区佐竹町388 フランシスコの家TEL・FAX075-822-2369
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