Fransiscan's International Japan Kansai Report No.11 / 2003.3.1
フランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン
関西レポートNO.11
例会報告 2003年 2月8日(土)13時〜16時 場所フランシスコの家 出席者14名
ルカ神父の聖フランシスコのお話
テーマ「平和」
アシジの聖フランシスコの「平和を求める祈り」は私たちがよく祈っているが、これは 私たちの「願い」ではなく、「決心」である。私たちが「平和の道具として努める」とはど ういうことなのだろうか。 今イラクに迫っている戦争の危機に関心を寄せることも大切であるが、身近な周りの問 題に目をそらさないことも大切である。 ブラジルの枢機卿の10項目のヒントがある。すべての人に次の自由と権利がある。 1.他の人とまじわる自由、2.仕事がある権利、3.住む場所を持つ権利、4.健康に よい環境に住み、気分転換する権利、5.人間として成長する権利、6.みんなの「国を よくする」権利、7.みんなの「自分の評判を守る」権利、8.個人のプライバシイを守 る権利、9.良心に反する習慣や伝統に意見を述べる自由、10.自分の意見や哲学をも つ権利。 会則のはじめに、フランシスコの次の言葉がある。「兄弟たちはこの世をめぐるとき、争ったり、口論したり、他人を裁いたりせず、小さい者にふさわしく、柔和で、平和をもたらし、慎み深く、温和、謙遜であり、すべての人に対して、礼儀正しい言葉を用いて話すように」(アシジの聖フランシスコの小品集第二十一章[第三章10]) (後半、人との関わりを改めて認識するため、白紙の中央に自分を示す丸い輪を書き、その周りに他の人を表す、例えば、家庭、職場などを自分に影響を及ぼす程度に応じて、近い、あるいは遠い丸を書いていき、それを見て評価するという実習をしました。)
事務局からのお知らせ
南アのケアーセンターの根本神父支援
・これまで石のカードや本を買って貰ったり、寄付をいただいて集まったお金が493,071円になりました。根本神父にお渡ししました。
・私たちはこれからも継続して、カード、本、カンボジアからの贈り物などを買って貰って、金銭的な援助をすすめることにしました。
NGO日本本部での会議報告
2月5日(水)、六本木のフランシスカンズ・ジャパン本部で開かれた会議に、ルカ師と岡崎が出席しました。出席者は、戸田師、松本師、村上師、竹内師、谷澤師、成田氏、今木さん、事務局松本栄子さん
@全国では群馬、東京、関西が活動の拠点となっている。群馬では平和を祈る宗教者の集い、キリスト者気候ネットワークの提唱、割り箸回収などを行っている。東京では、平和祈願ミサ、パレスチナ問題学習会、平和を祈り、願う会、フィリピンの奨学金の里親、植林の支援などで、若い人が中心となっている。
A本部の活動は、国際本部からのニューズ・ブリーフの翻訳・配布、日本のニュースを本部に送る、メンバーの活動を国内に紹介し、支援のデータとして活用して貰う会員のネットワークを作るものである。そのためにこれから今回の出席者のメーリングリストを作り、情報交換を密にする。各地の活動に対して、フランシスカンズ・ジャパンとして支援することが必要な場合など、事務局に申し出て欲しい。
B今年度予算として、群馬、東京、関西のグループに活動費それぞれ10万円を付けるので活用していただきたい。(昨年は会員数に応じて関西は28,000円を受け取った)
C戸田師から、今年の正平協全国集会は、11月22日(土)〜24日(祝)、埼玉の大宮教会で行われ、戸田師が実行委員長となるので、ぜひ参加して欲しいと求められた。
今年度の活動についての意見交換
上記報告のように、関西支部として今年度10万円の資金をいただいたので、どのように活動するか、予備的な意見交換をしました。(以下列記)
* 事務局経費(レポート印刷費、郵送切手代など)
* 割り箸回収の運送費、材料費、ボランティアへの昼食、茶菓子代
* 割り箸の回収をホームレスの人にお願いして、そのお礼を出す
* 環境保護についての啓蒙運動のための資料作成費、交通費実費など
* 環境コントのシアター経費
* 武力攻撃反対運動などの協賛費用
上記の意見について、みんなで他にもよく考えてきて、次回の例会で決めることにしました。
個人で出来る温暖化防止(前回の続き・石橋整一)
(1) 身近な雑感・香里の教会で、クリスマスパーティーにアルコールを出すかどうか話し合って、出さないことになった。・大阪市が取り組んでいる自転車のリサイクルは、3〜4台の古い自転車から部品をとり、新品の部品を補充して毎月15台作り、希望者(五千人くらい)の中から抽選で無料で渡しているが、ゴミが減っているか疑問がある。・枚方市長は地球村の理事でもあり、温暖化防止に真剣に取り組んでいるが、役人と議会の理解を得ることが難しいようである。・ツバル諸島は地球村通信によると、温暖化により地球上でいちばん最初に沈む国のようである。
(2) 身近な温暖化防止策についての意見交換 ・旬のものを買うこと。人間の健康にとっては、その季節に、その土地の近くで採れる野菜が一番いいと言われる。・トマト、キュウリは今一年中季節に関係なく店頭にある。これらは、ビニールハウスで石油をどんどん焚いて作られているものである。・魚は骨が嫌われるので、いったん中国などで開いて骨を抜き、形を元にもどして日本で売られている。・このようなことを知って、環境に良くないものは買わないことが大切である。
イラクへの武力行使反対の署名について
戸田神父から岡崎宛に、イラクへの武力行使に反対する署名を集めて国連へ請願書を送ろうというメールが来たので、この場で賛同する人の署名を追加して次に送ることを提案しました。文面は「アメリカはいつでもイラクを攻撃できるように準備をすすめています。このアメリカの動きが第三次世界大戦になる可能性がありますし、あらゆる国で犠牲者が出るでしょう。私たちはアメリカ政府の動きに絶対反対です。イラクとの和解と平和を要求します」というものです。このメールは次から次へと知人に送り、500名に達したときの人が、国連(inquiries@un.org)に送ろうというものです。14名全員が署名に同意したので、岡崎がメールを戸田神父に送ることにしました。
(例会出席者 ルカ神父、チネカ神父、東、石橋、岩橋、江端、大塚、岡崎、鎌田、河合、久米、内藤、中村、 藤本)
イラク危機の平和解決を願う緊急集会
WCPR(世界宗教者平和会議)日本委員会主催の集会が、宗教の垣根を乗り越えて2月20日、比叡山延暦寺で開かれ、仏教、キリスト教、イスラム、神道、新宗教の代表者、信徒が230名集まりました。延暦寺会館での講話、根本中堂での平和祈願文読み上げ、黙祷、声明文発表、五宗教代表者の署名が行われました。カトリックからは、日本委員会理事長の白柳枢機卿、ルカ師、ペトロ師、シスター、信徒が参加し、岡崎は戸田師に連絡して、NGOフランシスカンズとして出席しました。各宗派が共に祈りをささげ、代表者が声明文書に署名する姿に、平和の実現をかいま見る思いがしました。
発行責任者 ライムンド・チネカ神父 (フランシスカンズ・インターナショナル・ジャパン 関西 代表者)
〒600-8391 京都市下京区佐竹町388 フランシスコの家TEL・FAX075-822-2369
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