堀川四条のフランシスコの家で、400年前にキリシタンが捕らえられました。その人たちと大阪で捕らえられた人たちとが処刑のために長崎に送られ、その途中で後を追って捕らわれた2人を合わせて26人が、長崎の西坂で十字架にかけられ、殉教しました。1597年2月5日のことです。
2002年まではフランシスコの家で日本26聖人顕彰ミサが行われていましたが、参加者が毎年増えて100名を越えるようになったので、この家に入らなくなりました。そこで、2003年からは、西陣教会で行われるようになりました。400年前の1月3日、日本26聖人のうち24名が、都の市内を引き回され、一条戻り橋で耳削ぎの刑を受けましたが、その一条戻り橋の近くです。
日本26聖人を慕う人たちは、正午過ぎにフランシスコの家に集まり、26聖人の映画を見て、思いを語り合い、その後堀川通りを北に2.5キロ歩いて一条戻り橋に着きます。そこから東に400メートル行くと西陣教会です。
ミサは、日本26聖人殉教者の祝日である2月5日の前後の日曜日に行われています。
2014年の記録 フランシスコ会のルカ・ホルスティンク神父が1983年、司牧地の北海道から関西に移ったとき、かねてから念願の京都から長崎に向かった26殉教者の跡を歩き始めました。2月11日、阪急大宮駅近くの妙満寺跡(すぐ近くにフランシスコの家が開かれたのは1986年のことです)から伏見教会までです。
それ以来、毎年2月11日(その日が日曜日の場合は、翌日の12日の振替休日)、少しずつ西に向かって歩き、1993年2月11日姫路教会に着きました。参加者はずいぶん増えて来ました。
次の年からスタートをフランシスコの家にして2度目の巡礼を始めました。1回で10キロから15キロを、教会から教会まで歩いています。
2009年から3度目の巡礼に入りました。
巡礼の全記録