「泣いた分だけ、やさしくなれます」
この色紙は京都市の烏丸通りと六角通りの角で見つけ、心にとまりました。このお店の前を何度か通りかかって、ようやく決心して買い求めました。作者は書家の御木幽石という方であることを知り、先生のご諒解をいただいてここに掲載しました。
わたしは四条大宮から河原町三条までを出勤と退勤の時に歩いています。このうち四条烏丸から河原町三条の一角(北は三条通り、南は四条通り、東は河原町通り、西は烏丸通りに囲まれた1000メートル四方より少し小さい区域です)は京都でも一番の繁華街で、近代的なビジネス街でもあります。この辻々に、お地蔵さんが十数か所置かれています。みんな新しい花が飾られ、町の中の人々から大切にされていることが分かります。
カトリックにはイエス・キリストの言葉として、ルカ福音書に「泣いている人は幸福です。もうすぐ笑うようになるからです。」、またマタイ福音書に「悲しみ嘆いている人は幸福です。そういう人は慰められるからです。」という素晴らしい言葉があります。
このお地蔵さんの絵の「泣いた分だけ、やさしくなれます。」という言葉も、わたしの心に、やさしく響き続けています。
わたしも考えてみました。「・・・分だけ、・・・・」です。「叱られたぶんだけ、やさしくなれます」、「恥ずかしかった分だけ、やさしくなれます」、「間違った分だけ、やさしくなれます」。