韓国聖地巡礼

  私にとって初めての海外旅行、3泊4日の韓国の聖地巡礼に行ってきました。
 聖地は、全州教区殿洞聖堂、豊南門、致命者山、ヨウ山、大田教区カルメモ、水原教区南楊聖母聖地、ソウル教区明洞大聖堂、砂南基聖地でした。

殿洞聖堂 豊南門 致命者山 ヨウ山 カルメモ 南楊聖母

 殿洞聖堂は、1791年に韓国の最初の殉教者が処刑されたところです。ロマネスク様式の美しい聖堂で、国家記念物史跡に指定されています。
 
 豊南門は、殿洞聖堂の近くにあり、石造りの門は、日本の木造の門に比べて非常に堅固に見え、当時の軍事攻撃の厳しさを思わせます。この門に処刑された殉教者がさらされたと言われます。

 致命者山は、標高300メートルの高さがあり、頂上に聖堂があり、そのすぐ上に、聖母マリアとも見える岩(写真十字架の左)があります。観音様とも見まがうほどです。ここまで上るのはかなりの山道で、殉教者の苦難を僅かですが偲びました。

 ヨウ山は、白紙を濡らして顔に何枚も当て、窒息させたという、白紙死の場です。殉教者には、斬首、絞首などだけでなく、このような残酷な処刑を行ったのは、多くの人たちに見せしめとするためであったのでしょう。ヨウという字は、石へんに、右は厂(がんだれ)の中に萬を書きます。

 カルメモは、西の黄海に近く、韓国カトリック最高の殉教聖地で、多くの石碑が建てられていました。日没は悲しいほど美しいと言われています。

 南楊聖母聖地にある石造りのマリア様はチマチョゴリを着ていて、その足にイエス様が抱きついている姿は、愛くるしいものでした。ここには、カトリックで祈りの時に使うロザリオが20連(珠の数で200)、一つひとつの珠は数10センチの大きさの石で出来ていて、広い庭を取り巻いていました。

明洞大聖堂 砂南基聖地 漢江 全州ビビンパ おみやげ マッコリ

 ソウルの中心の繁華街の一角に、ソウル大司教座聖堂である、明洞大聖堂があります。ネオ・ゴシック様式で、天に向かって高く高くそびえています。韓国最初の殉教者の家があったところに、約百年前に建てられたものです。

 砂南基聖地は、高層ビルや高速道路の間に建てられており、最初の宣教師が斬首されたところです。大きい聖堂の正面には、韓国の103人の聖人が描かれています。

 漢江は、ソウル市内を流れる大きい河で、私が5才まで育ちましたので、僅かな思い出があります。当時は広い河原がありましたが、今は護岸工事により、コンクリートで両岸が固められていました。バスが高速で通り過ぎる瞬間の窓からの写真です。

 昼食にビビンパをいただきました。京都でも石焼きビビンパの店をよく見かけ、私も度々いただきますが、本場の全州ピピンパというのは、石焼きではなく、金属の器でした。ちなみに、箸はどこでも環境保護から、割り箸ではなくステンレスの箸でした。

 お土産は、明洞大聖堂の側のカトリック会館の中にあるホーリーコーナーで、民族衣装を付けた聖家族の像でした。高さが14センチほどあり、可愛らしく気に入ったのですが、これを10個は少し重かったですね。

 韓国のにごり酒のマッコリ。とても気に入りましたので、日本に帰って探しましたら、インターネットで見つけました。寺町二条のお店で、960ミリリットル入りでした。アルコール度は7パーセントです。さっそく冷やして、とても美味しくいただきました。日本酒の半分ほどのアルコールですから飲みやすいということでしょうか、甘酒のようです。
 わたしがにごり酒を飲む機会は年に一回あります。元旦に、カトリック衣笠教会のミサに与ったあと、岡崎神社に初詣にまいります。ここでは、お神酒をふるまっていただき、清酒と白酒があり、私はいつも白酒をいただいています。
 1リッター弱ですから、3日と持ちません。近いうちにまたもう1パック買いたいと思っています。