山手線大塚駅には都電が走っています。早稲田から三の輪まで29停留所があります。山手線の駅が31ありますから似たようなものですが、路面電車ですから距離とスピードは大分違います。ちょうど嵐電の風情ですが、車両は嵐電のように昭和の10年代という古いものはなくスマートです。早稲田はカテドラル関口教会に歩いて10分程度です。三の輪と言えば時代劇が好きな方は銭形平次のライバルで三の輪(みのわ)の親分をご存じでしょうか。大塚からその都電に乗って終点の三の輪の一つ手前荒川区役所前まで停留所が20程で35分かかりました。そこから三河島教会はすぐそこです。三河島といえば年配の人は思い出すでしょう戦後の混乱時期に列車事故がありかなり話題になりました。
三河島教会は明治通りに面して3階建てのビルでした。中に入ると1階は司祭館、2階は信者集会所、3階が聖堂でした。案内には礼拝堂とありました。聖堂に入ると15分前でしたがロザリオの祈りを始めていました。ビルの中の聖堂の雰囲気で近代的なたてものでしたが、後ろにパイプオルガンが目立ちました。正面の祭壇は落着いた感じでした。信者席は200人座れる椅子が配置されていました。ただその椅子は鉄骨のアングルを組んだうえにベニヤ板が張ってあるもので少し違和感を覚えましたが、祈りに差支えはありませんでした。
典礼の「主よあわれみたまえ」、「聖なるかな」、「神の小羊」は典礼聖歌集にはありましたが、私にとっては初めてでした。なれてはいませんが、教会を訪ねて新しい聖歌にであうのも楽しみのひとつです。
司式はあとから尋ねて知りましたが石川康輔神父様でした。説教では子供向けの話をされました。ずっと「こじか」に「きょうの福音」を書いておられる神父様です。聖体拝領は半分以上のひとが手でなく口で直接いただいていました。ここでは22日が共同回心式、元旦は7時と11時のミサというお知らせがありました。
ミサが終わってすぐ聖書研究会があるというので聖堂にそのまま残っていましたら、石川神父様が祭壇の前に置かれた机と椅子に座って話を始められました。約30分聖書の中から待降節の意味をルカ書のシメオンとアンナの箇所をひいて「イエスは2000年前にすでにお生まれになったのだから、待降節で待つのはイエスの誕生の記念日ではなく、イエスの再臨である」というお話でした。石川神父様はここの教会ではなく、調布教会から毎月第3日曜日に聖書研究会として来られているということでした。参加は25人程でした。その後クリスマスに向けての大掃除が行われましたが、私は失礼しました。