葛西カトリック教会は江戸川区にあります。江戸川区は東京23区の東の端にあたります。東京都心から真直ぐ東に進むと、墨田川、荒川、江戸川と大きい川が3本あります。江戸川区は荒川と江戸川に囲まれた区域にあたりますが、その南側は千葉県浦安市です。そうディズニーランドのある浦安です。神田から地下鉄銀座線にのって2つめ、日本橋で地下鉄東西線に乗り換えて西葛西駅まで行きます。文字通り東西線は東京の真ん中を東西に横切って走っています。地下鉄といっても東にどんどん進んでいくと、荒川の手前南砂町から地上に出て荒川は鉄橋を渡ります。西葛西駅を降りて5分程東に歩いて大きい通りに出て、更に北に向かって7,8分歩くとこれも大きい通りの葛西橋通りにでます。そこからもう3,4分です。
教会は新しい近代的な建物でした。聖堂にはいると祭壇の壁のきれいなステンドグラスが目につきました。正面に幼いイエス様を抱いたマリア様、左にヨゼフ様、右に聖アウグスチヌスとその母聖モニカの像でした。ここは聖アウグスチヌスに捧げられた教会であり、アウグスチヌス修道会の神父様でした。聖堂は衣笠教会と同じく正方形の部屋の隅に祭壇があり、中央が横に広くそして後ろがまた狭くなっていました。珍しかったのは建物自身は横に長くその半分を仕切って聖堂にしてあり、残りの半分はホールになっていたことです。聖堂が10時のミサには一杯で、仕切りの扉を開いてホールにも椅子を並べてミサに与かっていました。
ミサの前に美しい若い女性が前に出てきて聖歌の練習の指導をしてくれました。入祭の歌で丁寧に教えてくれました。ついで男の人がお告げの祈りの先唱をしました。「主の御使いの告げありければ・・・」というものです。随分昔のことのようで、30年近く前の西院教会の聖堂の印象が浮かんできました。
聖書朗読のあとちょっとの間黙想の時間をおいていました。答唱詩編など聖歌隊は右の最前列に5人ほどの女性が並び、うち4人はおばあちゃんが頑張っていました。入口で手渡して頂いたパンフレットにお知らせと今日の福音とその福音の英語が印刷されていました。神父様の福音の朗読は日本語の後英語でもされました。ミサ後のお知らせのとき、お客様のアウグスチヌス会のスタンリー神父様が挨拶されましたが、そのかたも日本語の後で英語でも挨拶されました。見ると聖堂には外国人の方も見受けましたのでその方達に対する心配りのようでした。
共同祈願では「主よ私たちの祈りを聞き入れて下さい」と答えていました。その中でこの一週間の間に誕生日を迎える人達の名前を読み上げていました。そして共同祈願の最後に先唱者が「私たち一人ひとりの願いを沈黙のうちに神様に祈りましょう」といってしばらく時間をおいていました。
聖体拝領後の祈りの間のオルガンが大変きれいで胸にしみいりました。左手のメロディーのあいだに奏される右手の高音のアルペジオが澄んだガラスの鐘の音のようにひびきました。なんという曲なのか知りたいと思いましたが、ミサの後気が付いたときにはもうオルガン奏者は見当たりませんでした。
お知らせで壮年会からミサ後「かき氷」のサービスをしているので手伝って下さいと呼び掛けていました。また秋の旅行の参加申し込みが40人になったけれど、希望があればもう4,5人は大丈夫だからということでした。
ミサに与かりながら気付いたことですが、女性の信者のうちベールを被っていない人がかなり、半分程度いるということです。特に尋ねることでもないので感じただけですが、衣笠教会ではどうでしょうか。以前はミサに与かるとき女性はベールを被ることとなっていたと思います。その習慣は男女差別の意味が少しあるような印象は受けていましたので、新しい時代でそれで良いのかも知れません。しかしベールをまとうのは大変美しい習慣と思いますので、変わるならちょっと残念です。
ミサ後神父様に挨拶しました。山口神父と言われました。初めて訪問した人の簿が備えてあり、それに記入している間に葛西カトリック教会への案内のパンフレットと、1985年の献堂の絵葉書を用意されましたので、頂いて帰りました。
先日ご子息の司祭から洗礼を受けられた柳田さんの明治村でのスケッチを見せてもらって触発されて、私も少し今回からスケッチしてみることにしました。とても皆さんに見てもらうしろものではありませんが、文章だけよりも趣があるかと思いがんばってみます。