東京の教会(その5)
高円寺1991. 5.18

 聖霊降臨は高円寺の教会にしました。当日の日曜日は仕事でどうしても霞ヶ浦に出向かなければならないので、前日の土曜日の夜ミサをどこかでやっていないかなと「教会所在地」の本で探して比較的電車の便利が良くて、出来れば夜7時からよりも6時半からのほうがよいとして高円寺にしました。また中央線ですが、新宿から快速で10分程度、東京駅からは30分弱という所です。地図を見て捜し当てたときは6時25分位で辺りを見回す時間もあまりなく、夜のミサの場所として案内が出ていた小聖堂に入りました。
 狭い聖堂でしたが5、6人座っていました。シスターはすぐ目に着きましたが、一番後ろの席にいて侍者でもするのかなという感じの青年が、実はミサが始まったとき司祭であることに気がつきました。若い神父さまでした。しかしミサは感じのこもった(典礼文をただ読上げるというのではなくて、自分の言葉でミサを捧げるという気持ちのこもった)ものでした。結局ミサに与かったのは12,3人でした。
 ミサが終わったあと神父さんにひとことお礼を言いたくて外で待っていました。「有り難うございました。仕事で京都からきているのですよ」と挨拶すると、神父さんは「京都はどちらの教会ですか」と尋ねられました。京都のことをご存じかなと思いながら「衣笠です」と答えますと、「私この前衣笠にお世話になったんですよ」と言われ、驚かされました。
 5月のゴールデンウイークに東京教区と京都教区の青年達が交流していました。次男の康彦が少しそのことのお手伝いをしていたので知っていましたが、東京からバスで大勢やってきたようです。5月3日には山科の教会でライブをやったので家内と岡神父のご機嫌伺いを兼ねていきました。そのとき柳本神父さんは気がつきましたが、東京の青年達のリーダーがこの高円寺の若い神父さまだったようです。5月5日の主日のミサに教会に行くと、青年達がホールに集まっていてバスの出発の準備をしていました。その中におられたようです。
 そのことなどお話することはありましたが、次の人が神父さまを待っているようなので失礼しました。大きい聖堂は立派なようでしたのでもう一度今度は主日の朝のミサに来ようと考えました。門の入口のところにある小さいホールでは外国人の神父さんを囲んで若い人達が10人ばかり聖書の勉強をしているようでした。掲示版を見ると、「初めて来られた人はどうぞお申出下さい、案内のパンフレットがあります」と書かれていたので、話の途中を邪魔してその外国人の神父さんに頼んでパンフレットをもらいました。
 そのパンフレットはかねがね衣笠教会にも置いて、ミサに初めてきた人とか結婚式や葬式の機会に初めて教会にきた人達にわたすようにしたら良いのではないかと考えていたようなものでした。信徒会長の川上さんにわたしました。また教会の機関紙があったのでもらって帰りました。先程の若い神父さまは晴佐久神父という珍しい名前で、4月から着任された方で、5年ほど前私が東京にいたときたまたま5人の神父の叙階式がカテドラルであったとき私も出席しましたが、その時叙階された方だということも分かりました。また、今年の復活祭の受洗者が30人を越えたことも驚きでした。
 ぜひもう一度高円寺の教会のミサに与かりたいと考えています。