東京の主日2日目は四谷の教会でした。ここも2,3度目ですが、午後には羽田から飛行機で出張しなければならないので交通の便利なところにしました。
この教会は聖イグナチオ教会としてよく知られています。日本のカトリック教会の中でその所在地の名前でなく聖人の名前の方が有名なのはこの教会くらいでしょう。それも四谷といえば「お岩さん」のイメージがあるのでそれを避けるためでしょう。もっとも正式には教会所在地の本に麹町教会と出ています。少しややこしいですね。
四谷はかって江戸城の外堀の要衝の四谷見附があったところでその石垣が面影を残しています。近くに紀伊、尾張、井伊家の屋敷があったところで紀尾井坂と呼ばれるところがあり、また日本ばなれした風景の迎賓館もある風光明眉なところです。
教会はゴシック風の大きい建物で、ミサは6時、7時、8時、9時半、11時、12時、夕6時とあります。その11時に与かりました。500人は座れる広い聖堂も一杯で、腕章を巻いた整理の人が数人席をつめるよう案内していましたが、ミサの中頃には座りきれずに立っているひとが百人を越えていました。
聖歌集は東京教区のものでなく、四谷教会として独自に編集したものでしたが、大きさは典礼聖歌集とほぼ同じ、共用として聖堂の後ろに置いておき、持参する必要がないようになっているのはカテドラルと同じでした。
聖体拝領はカテドラルト同じようにしていました。600人を越える信者が整然と拝領をすませ、ミサが終わったのが11時45分でした。ミサの終わりは「神に感謝」でした。 引続き12時からのミサは英語によるとありましたのでちょっとのぞいて見ましたら、ほぼ満員で世界中のいろいろな人が集まったという感じでした。
聖イグナチオの祝日は7月31日ですが(私事ですが、次男の康彦がこの日に生まれ霊名の聖人として頂いています)、今年は500年目にあたり、また柳田敏洋さんの叙階式がこの日この聖イグナチオ教会で行われる予定で、ご家族のために心からお祝い申上げるところですが、私も叙階式に与かることを大変楽しみにしています。
四谷はJR中央線の四谷駅のすぐ近くで東京駅から10分程度です。近くに上智大学があります。メリノール宣教会本部も近くです。かって主任司祭の交替で衣笠教会がひと荒れしたとき、悲壮な思いで管区長を訪ねてきた10年ほど前のことを思い出します。(右上の写真は新しく建て替えられたもので、当時はゴシック風の木造の聖堂でした)