永遠のいのち |
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ヨハネ福音書は「永遠のいのちの福音書」と言われています。「永遠のいのち」とは、ギリシャ語から翻訳した言葉であり、 この言葉ではその味わいを表現しきっていないので、キリスト信者ではない多くの日本の人にはなんのことかよく分からないではないか。もともとのギリシャ語から意味を出来るだけ正確に訳すと、「神様の愛情に包み込まれていつまでも生き続ける」ということですと、京都教区の聖書講座の講師の神父様が説明されました。
私はカトリックの洗礼を受けて40数年ですが、私でもまだ「永遠のいのち」というのは、理屈はともかく感覚的には分かりません。しかし、「神様の愛情に包み込まれていつまでも生き続ける」というと少し分かるような気がします。
私なりの受け止め方は、「神様の愛情に包み込まれる」というのは、私が神様の愛情に包み込まれていると感じるということだと思います。それは、言葉で「あなたは愛されているのですよ」と説明されただけでは何の意味もありません。生活の中で「私は間違いなく愛されているのだ」と感じることだと思います。これは私は感じています。
「いつまでも生き続ける」というのは、生きている間の一瞬一瞬、それを感じて生きていくということだと思います。人間が死んで後に、まだ生き続けるかどうかは私には分かりません。カトリックでそう教えているのか私には確信持てません。霊魂の不滅ということを信じている人はいると思いますが、毎週日曜日のミサで唱えている使徒信条では「永遠のいのちを信じます」です。カトリックの私が感じることが出来るのは、生きている間のことだけです。毎日苦しみは避けられないけれども、神様から愛されていると信じて毎日満ち足りた生活を送り続けて一生を終わることが「永遠のいのち」だと、私は思います。
タイトルの右は、ギリシャ語の「永遠のいのち」です。読み方は「ゾエーン アイオーニオン」です。ゾエーンが(永遠のいのちの源としての)いのち、そして「アイオーニオン(オは)」は永遠です。数年前にマルコ福音書をギリシャ語で読みたくて勉強を始めて、いま中断していますがそれが役に立ちました。