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久しぶりにディズニーの「ファンタジア」を見る気になって、手許にあったVHSのテープが切れたので、DVDを500円で買って見ました。
バッハのトッカータとフーガを演奏し始めて、実写のオーケストラの楽器のイメージが少しずつ幻想的になります。バイオリンの弓がまるで小鳥のように空に向のびのびと上昇していきます。私はファンタジアの中でなんといってもこの場面で一番心が躍ります。
田園の牧歌的なアニメも暖かみを感じて好きなものですが、なんといっても最初です。それは、オーケストラの演奏会場に行って、最初の演奏が始まる前のチューニングで心が躍る時に似ています。
オーケストラのチューニングといえば、立派なコンサートホールのものより、数十年前ではありますが、円山音楽堂で京都市交響楽団がよくやっていた野外コンサートで、その最初のチューニングが、多少蝉の声も残っている中で、身体全身に響いてくる印象が忘れられません。
今は地唄のにのめり込んでいますが、60の手習いで三味線を手に取るまでは、ずっとクラシック・ファンでした。そうですねえ、田園、未完成、英雄、そしてポピュラーなバイオリンコンチェルト、ピアノコンチェルトなど、そして老年ではショパンのピアノ曲になりました。今でもどちらかと言えば重厚なものより、セミクラシックが楽しいですね。
昔は音楽映画もいいのがありましたねえ。シューベルトはたびたび、リストとかショパン、ベートーベンなと、わくわくして楽しんだものです。エリザベス・テーラーの「ラプソディ」は、通俗的ですが、楽しいものでした。モーツアルト、ベートーベン、ワグナーなど評判になった映画がありましたが、何か単純に楽しむことが出来なくて、少し難しい印象を受けました。作品としてはレベルが高いのかも知れませんが、私にとってはもう少し分かりやすいのがいいですねえ。