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神楽殿手前から本殿に向う | 地唄「茶音頭」の奉納 | 地唄舞「融」の奉納 |
2006年9月23日(祝)、萩祭りでにぎわう梨木神社の神楽殿で、戸波先生と私の三味線、廣田さんの箏で茶音頭の奉納演奏をしました。わたしは戸波先生以外の人前で初めて地唄を演奏するのですから、かなり緊張しました。
奉納に先立ち、拝殿で玉串奉奠を行いました。神の前で厳かな気持ちになり、演奏を見ていてくださいと祈りました。
当日の奉納演奏は私たちの地唄「茶音頭」、市川佐代子さんの箏「荒城の月変奏曲」、そして吉村桂充さんの地唄舞「融」でした。桂充さんは5年前の春、法住寺の「雛の宴」で、戸波先生の地方で舞われたのを初めて拝見してから、その後もたびたび華麗な舞をお見かけしていますが、同じ舞台で私が地唄を演奏することになろうとは、夢にも思いませんでした。
私の初めての演奏は、出だしの「もみじは竜田・・・」の「もみじ」が出なくて、先生に助けて貰いました。これは自分でも考えられないものでした。あとからデジタルレコーダーに入れた演奏を聴き直してみましたら、ここだけではなく、手は間違う、つぼは狂う、先生の三味線とのずれが沢山あり、3の糸が少し下がっていたなど散々でしたが、戸波先生は「初めての演奏にしてはまあまあでしたよ」と慰めてくれました。
私が戸波先生から三味線を習い始めて10年目に入りました。母から形見に貰った三味線を遊ばしておくのはもったいないと考えたもので、人前で弾くなんて考えても見ませんでした。みんな戸波先生のおかげです。
あこがれの桂充さんからも、演奏の後、「今度ご一緒しましょう」と声をかけられ、私のような未熟者にとって信じられない話でしたが、初心者を育てるというお気持ちでしょう、桂充さんのところにも何人かお弟子さんがいるから、と言うことで、もし実現すればこれこそ本当に夢のような話です。