戸波先生と市まめ

 戸波有香子先生の愛弟子が、上七軒の舞妓にお目見えしました。市まめ(いちまめ)といいます。天神さん(北野天満宮)の東側に広がる花街は豊臣秀吉が大茶会を催した際、立ち寄ったこの茶店の団子をいたく気に入り、京都一円の茶屋株を許した事が始まりと云われ、京都五花街の中で最も歴史が古い街です。

 市まめちゃんは、戸波先生に地唄の筝を習っていましたが、数年前からどうしても舞妓になりたいとがんばって、努力が実ってこの春、めでたく舞妓になりました。(写真左です)。

 上七軒には、春の北野をどりと、秋の寿会が、北野歌舞練場で行われますが、これは見ごたえあるものです。また夏の七月、八月と二ヶ月にわたるビアガーデンは、売れっ子の芸妓、舞妓が浴衣すがたでもてなしてくれて、とても楽しみです。市まめちゃんと、もう一人は戸波先生のお気に入りで、美人で踊りがすばらしい、玉幸(たまゆき)ねえさんです。この春の北野をどりの、「淀殿」で、千姫を演じたほどですから。(写真右です)。

私は、近くに住んでいることもあり、春秋の踊りとビアガーデンに顔を出さなければ、一年が過ぎません。