聖劇「日本26聖人物語」2

ルドビコ茨木 天使の詩

2009年2月1日(祝)、西陣教会においてルドビコ茨木 天使の詩」(脚本 西田明子、演出 寺田綾乃)が上演されました。
1597年2月5日、12歳の少年ルドビコが、奉行の寺沢半三郎から自分の子供として武士に育ててやろうという言葉をことわり、永遠の生命に生きたいとみんなと一緒に十字架に付けられ、処刑された物語です。

バプチスタ神父のもとで多くのキリシタンたちが南蛮寺の病院で多くの貧しい人たちの世話をしていました。
世話をしているキリシタンの一人幼い12歳の少年ルドビコ茨木は、後にジョアン橋本の妻となって殉教するテクラと友だちでした。
秀吉の考えがキリシタン弾圧に急変し、バプチスタ神父や南蛮寺のキリシタンが捕縛されました。少年ルドビコは役人が逃がしてやろうとしましたが、神父と共にいると言い、一緒に縄につきました。 キリシタンの行いの実態を知っていた石田三成はなんとか穏便に計らおうと、みんなに改宗を勧めるのでしたが、信仰に燃えるみんなの気持ちを変えることは出来ませんでした。
一条戻り橋で耳を削がれた後、バプチスタ神父以下26名は1月の極寒の中を長崎に護送されました。
長崎の処刑役の奉行寺沢半三郎は幼いルドビコに目を留め、自分の子供として武士に育ててやろうとまで言って説得するのでしたが、ルドビコは永遠の命が大切だからと、断るのでした。
バプチスタ神父もパウロ三木も十字架の上から、自分たちを処刑する太閤も役人も許すと述べ、26人はイエス、マリアの名を唱えながら命を捧げました。 劇の後、出演者たちが紹介され、多くの人たちから熱い拍手が送られました。