日本26聖人巡礼
2月11日(祝)、フランシスカンズが、鷹取教会から垂水教会までの約8キロを歩きました。400年前に京都で捕らえられ、長崎まで送られて十字架に付けられた、宣教師、キリシタンを偲んで、私たちは毎年少しずつですが、京都から姫路まで歩いています。今年の参加者は約80名でした。
鷹取教会
鷹取教会は、10年前の阪神大震災で全壊したときに、キリスト像がそのまま残ったということでよく知られています。右の写真は、そのキリスト像です。
聖堂はその後紙製の建物として再建され、今でも各地の被災者たちへの支援センターとして活動していますが、この紙製の聖堂は間もなく建て替えられると言われています。
この巡礼は、フランシスコ会の、修道会、修道女会、在世会、そしてそれに共感するキリスト教信徒、一般の方が参加して、1983年に京都の妙満寺跡をスタートしました。1回目の巡礼は、11年かけて、1993年に姫路教会で終わりました。2回目の今回は引き続いて1994年、日本26聖人発祥の地である妙満寺跡の隣のフランシスコの家をスタートして、昨年2004年は神戸の海星修道院から鷹取教会まで歩きました。
マリスト国際学校
鷹取教会から国道2号線沿いに西に歩いて、須磨駅の近くにあるマリスト国際学校で昼食をとらせていただきました。この学校は、マリスト教育修道士会が50年ほど前に開いたものです。ここも10年前の大震災でほとんどの建物が崩れ落ち、それを再建するにも大変な苦労があったようです。
この修道院にファチマのマリア像が飾られています。左の写真です。10年前に大地震で3階建ての修道院が崩れ落ちたとき、このマリア像は傷一つなくがれきのなかから取り出されたと聞きました。
阪神大震災10周年追悼式典
1月17日、兵庫県が主催した追悼式典には、天皇、皇后も出席されましたが、この式典の中で、このマリスト国際学校の子どもたちが西宮少年合唱団とともに、献唱曲「しあわせ運べるように」を歌いました。
アヴェ・ヴェルム・コルプス
また、その後二つ目の献唱曲が、特別編成オーケストラ、西宮少年合唱団によって演奏されました。この美しいモーツアルトの曲が、式典を実況中継していた正午のNHKのラジオ放送から流れるのを聞いたとき、私は涙がとまりませんでした。
垂水教会
マリスト国際学校から、垂水教会まで歩きました。全員無事に到着して、感謝のミサを捧げました。
来年の2月11日には、この垂水教会を出発点として巡礼を続けます。