殉教者の生き方 6

  作成日時 : 2007/09/14 22:07  

第3 信仰に背くことなく出来るいろいろの事(続き)

 4、キリシタンの取り調べに当たって、ロザリオとか御絵などを隠しておくことは差し支えない。これも信仰について述べることを避けるためである。
 5、これらのことは差し支えないが、神社に参拝してお守りを用いたり、仏教の念仏を唱えることは行ってはならない。このことは、キリシタンのしるしを隠してどんな宗教も信じていないと見えるようにすることはかまわないが、仏教とか神道と見えるように行動することは罪である。例えば山伏の姿をするなどである。
 6、キリシタンを嫌う主人に仕えるとき、ロザリオなどを主人の目にとまらないようにした方がいい。行いもそうである。また特に神社や寺に対して敵対的な態度をとらないこと。そのことでキリシタンに対して悪意を抱くことになることである。神道や仏教の人たちからキリシタンを恨まれないようにするのである。しかしもしキリシタンを迫害するようであれば、その苦しみを喜んで忍ばなければならない。