愛犬小太郎

 16年飼っていた柴犬の小太郎が昨年暮れに死にました。昨年春には京都市から15歳になったという「長寿犬認定書」をいただいたところでした。最後に息を引き取る時には家内がずっと抱いていました。私も少し涙がにじみましたが、悲しいというより、可哀そうだという感じでした。

 小さい頃から散歩は私の日課で、毎日朝と夕と2回。朝は近くの双ヶ岡の一ノ丘の頂上まで上りましたが、最後の半年はついて来ることができませんでしたので、近所を回るだけにしました。そして最後は朝の起き抜けと朝食後と夕方と夜との4回になりりました。夕方には私は着替えますので、夜の散歩は和服姿でした。

 ピアノの音が好きで、私や家内が弾いていると、ソファの上に寝そべっておとなしく聴いていました。

 最後の2か月は歩く元気もなく寝たきりで、夜中には何度か声を出すので、そのつど抱いたりさすったりするため、家内と私と毎日交代で添い寝をして家内は少し寝不足気味になりました。私は二階に寝ているので階段は抱いて上がり下りしました。息子も娘も家に帰ったとき一度ずつ添い寝をしてやったので心残りはないでしょう。柴犬は16歳くらいまでと聞いてはいました。最後は体重が1/3近くに落ちました。

 半年近くなってようやく、これまで16年の間に写した小太郎の写真を見返して見る気になりました。みんな懐かしい写真ばかりで、400枚を超えました。それを以前に入手して手許にあったフォトフレームを取りだして、スライドショーにして毎日家内と見て、いろいろ思い出しています。

15年前、まだ幼い頃の小太郎です。 玄関のドアの前の花に囲まれた小太郎。 小太郎は家の中で過ごしていましたが、表のドアの前に置いたベッドでよく気持ちよさそうに過ごしました。
リビングの絨毯のど真ん中に伏せしています。 京都では珍しい大雪の日、毎日登っている双ヶ岡の一ノ丘の頂上も15センチくらい積もっていました。雪は喜んでいました 毎日の散歩は楽しみにしていましたが、雨の日は濡れてちょっと大変。レインコートは役に立ちました。
かなり晩年ですが、元気にしゃきっと立っています。 15歳になった長寿犬認定証に貼りつけていただいた小太郎の写真です。 もう最後の2か月前くらい。布団の上で、人の枕で気持ちよさそうに眠っています。