クリスマス・コンサートで連弾 (連弾の動画はこちらからご覧いただけます)
2016年12月18日(土)、田中美弥子ピアノ教室のクリスマス・コンサートが開かれました。家内がそれまでのピアノ教室から変わって半年、バッハ・グノーのアヴェ・マリアを私と連弾で弾くことになりました。子ども用の連弾曲集から選んだので、やさしい曲です。
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旭堂楽器店サンホール | 開演前の緊張 |
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ブルグミュラー作曲の「きよらかな小川」 | |
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バッハ、グノー作曲「アヴェ・マリア」連弾 |
小さい子どもたちのピアノ、母親や父親との連弾、かなりの熟練者の演奏、独唱や合唱など、合わせて30組近くの演奏がありました。
特に第2部は、クリスマスの曲をまとめた、クリスマス・コンサートの名にふさわしい演奏会でした。
会場は、京都寺町夷川、旭堂楽器店のサンホールで、会場は100人程度が座れる場所でした。
2人で連弾を始めたきっかけは、家内が前の音楽教室でピアノを習って10数年ほど過ぎて、なかなか練習に身が入らないのを見て、連弾だったら一緒に練習するからもっと熱心に練習するだろうと思ったからです。私は、家内のピアノを見ていて私もやってみようかなと思い立ったのが5年ほど前でした。学生の頃独学でバイエルだけは終えていたので基本は出来ていなかったのですが、子ども向けのやさしい連弾曲だったら出来るかも知れないと思い立ちました。曲は親しみを感じている軽快な「クシコス・ポスト」を選びました。家内は音楽教室で先生から他の曲と合わせて指導を受けました。2人は毎日30分と時間を決めて、練習しました。
今年5月のピアノ教室が内輪のお披露目で、私がくり返しのところで1回間違えましたが、家内はちゃんと通せたので追いつくことが出来て、まあまあの出来でした。
その後事情があって家内が近所のピアノ教室に変わって、連弾はおしまいのつもりでしたが、何となくもう少しやってみようという気になって、今年の初め頃から、同じ「やさしい連弾曲集」の中にあったグノーのアベ・マリアを練習することにしました。私は左のバッハの平均律でした。教会では、クリスマスとか復活祭の大きい祝日に、いつも名手によるバイオリンが演奏されている馴染の曲でした。練習ではバッハとグノーの息を合わせるところがなかなか大変でしたが、1年近く練習を重ねて、今回の発表にこぎつけました。
発表が近付いてきて、私も家内に連れられて先生のグランドピアノで何回か弾かせていただきました。家のアップライトとタッチの感覚が少し違いますが、事前にさわったことで、いい経験になりました。
発表会のサンホールは、スタインウェイの素晴らしいピアノでした。当日は少し早めに着いたので、練習にそのピアノで弾かせて貰うことができました。私たちの演奏は、後半のクリスマス曲の中ほどでしたが、それほどミスなく弾き通すことが出来ました。
メーカーを定年退職して10数年、母から受け継いだ三味線で地唄を習い、10回近く舞台で合奏をしたことがありましたが、いずれも終わってから十分に演奏できなかった個所を思い出して、悔いない練習をしているほど、終わった後1週間くらい落ちこんでいて、最初の連弾のときもそうでしたが、今回のアヴェ・マリアで初めて、達成感を感じました。